Q: Daikeさんにとってヴァイナルの魅力とは?
ボクはやっぱり、実際、レコードの針が空気に触れながらヴァイナルの溝を走って音が鳴る、この生演奏の感覚に近い所が非常に好きなんです。ヴァイナルはその全てが僕にとって魅力的でもあるし、10年以上のDJ活動の中でヴァイナルとは切っても切り離せない環境なんですが、それでもここ2、3年はやっぱり時代の流れというか、環境の変化というか、最近はだいぶ需要が減ってきた感じもしていますが、それでも、ここ最近の方がヴァイナルでリリースするという気持ちが以前よりどんどん強くなっています。 |
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| V.A - O-PARTS 3 "The Best Of O-parts" |
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DJ DAIKEI /O.N.O
O-PARTS 3 E.P Vol.1 |
V.A
O-PARTS 3 E.P Vol.2 |
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| O-parts recordings Back Catalog |
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O-parts recordings
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Q:一人でレーベルを運営し、ヴァイナルをリリースことは容易ではないと思いますが、それでも、ヴァイナルにこだわる理由は?
リリースまでの過程の中で色々な方から学ぶべき点もありますし、実際、ヴァイナルをプレスする前にスタジオでカッティングという作業をしていわゆる原盤を作成するんですが、その工程は本当に職人的で生で見ると感動します。特にベルリンのDUBPLATES & MASTERING(注釈1)での作業は興味深いものがありました。エンドレスに再生するループの溝作ったり、即席でダブプレートを作ってもらったり、ここでエンジニアの修行をしてみようかな?っ思ったくらい自分にとって興味深いものでした。その後本気でノイマンのカッティングマシーン探してた時期もあったくらい(笑)。 |
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Q:ベルリンでのお話しを伺いましたが、日本国内での状況はどうなんですか?
日本ではVictorの小鐵 徹さん(注釈2)のスタジオでカットしてもらった事があります。ここではカッティングは別の部屋なので見せてもらっただけでしたが、マスタリング終わった後、その場で何パターンかカッティングしたサンプルを聴かせてもらって決めたっていう事もありました。カットの彫刻にも色々種類があって、ヴァイナルの曲が如何に素晴らしい職人の手によって刻まれているのか、その技術は本当に奥深くて、新鮮でホント勉強になりますね。今あるレコード、 これから作られるレコード全てとは言えませんが、そのほとんどがこの過程を通過して出来ていることを想うと、やっぱりヴァイナルはこれからも残さなくてはならない価値があるなと強く感じます。 |
Q:まさに、その気持ちの表れが今回のリリースということですね?
2000年に最初の12inchのヴァイナルをリリースして、その後CDもリリースをして、最近では配信にも対応をしています、それでもヴァイナルのフォーマットはたとえどんなに需要が減ろうとも、逆を言えば需要がある限りどんなに少なくてもやっていきますよ。プレス工場が無くならない限りは。勿論、今回のヴァイナルもDUBPLATES & MASTERING、 CDは小鐵さんのマスタリング、と、こだわりを貫いた音質でのゴールデンコース(笑)なので是非とも多くの人に聴いてもらって感じて欲しいです。 |
Q:最後に今後の活動予定をお聞かせください。
O-partsを始めた当初からのスタンスは崩さず、リリースと連動してイベントは継続していきたいですね。そうやって現在進行形の現場としての雰囲気を積極的に作って、興味を持ってくれた人たちが気軽に来れるような環境にして、音楽のレーベルとしての方向を示して行けたらなと思います。現在、そのO-partsのイベントとして「ROUGH(ラフ)」というイベントを渋谷のModuleでやっています。リリース・パーティーとかスペシャルな日以外はあえて平日の木曜日を選んでオーガナイズしていて、ディープなサウンドですが日常の中で音重視の方向でやっています。O-parts好きな人や、音だけで楽しめる人にはきっと楽しんで貰えると思います。 |
<注釈1>DUBPLATES & MASTERING:ベーシック・チャンネルが運営するベルリンのカッティング・スタジオ。
<注釈2>小鐵 徹:日本屈指のアナログ・カッティング技術で時代を先取りするサウンドをCDに刻むと言われるエンジニア。 |